コールデコット賞(2017年)を受賞した英語絵本リスト

親子で英語を楽しむおうち英語、実践している人が増えてきました!

英語絵本の読み聞かせで親子で過ごす時間が充実しますね。

英語を学ぶ大人の人にも、英語絵本はおすすめです。

どんな英語絵本を選んだらいいかな?と思ったとき、英語絵本の賞を参考にしてはどうでしょうか?

私のおすすめは、コールデコット賞(カルデコット賞)を受賞した絵本です。

英語絵本のノーベル賞ともよばれるコールデコット賞は、英語ではCaldecott Medalと言います。アメリカでその年に出版された子ども向け絵本の中から最も優れた作品の画家に授与されます。

選考基準の一つに、こんな項目があります。

  • 本が子どもの理解力、能力、鑑賞力に敬意を払っていること。

つまり、子どもを信頼して本物の芸術を与えようということではないでしょうか。

子どもは良いものを見分ける目を持っています。そして大人よりも細部にわたって絵本を眺めます。

絵本に限らず、子ども向けのものこそ本物であるべきだと私は思います。

コールデコット賞受賞作は、その意味でもとても良い絵本ばかりです。毎年2月頃に受賞作品が発表されます。2019年2月の発表がもうすぐなので楽しみですね。

毎年、金賞が1作品選ばれ、銀賞(Honor と呼ばれます)として次点の作品が数作品表彰されます。

こちらの記事で2018年度の受賞作品をご紹介しましたので、この記事では2017年度の受賞作品をご紹介します。

2017年度のコールデコット賞受賞作品

2017年度のコールデコット賞受賞作品をご紹介します。

金賞

Radiant Child: The Story of Young Artist Jean-Michel Basquiat
Javaka Steptoe

タイトルのJean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)は、ニューヨークで活躍したアメリカの画家の名前です。地下鉄、スラム街地区の壁などに描くスプレーペインティングなどが評価され、個展を開いたり、アンディ・ウォーホルと作品を共同制作したりするようになりました。

radiant とは、光り輝く、という意味です。

銀賞

Leave Me Alone!
Vera Brosgol

おばあさんは、孫たちのためにセーターを編みたいのです。でも家のなかはてんやわんやで、ゆっくり編み物もできません。

困ったおばあさんは、ひとりになれる場所をさがして村をでていきます。そして。。

美しい秋の色につつまれた村、カラフルであたたかそうな毛糸の山。暖色系のかわいらしいイラストが印象的です。

Freedom in Congo Square
R. Gregory Christie

タイトルにあるCongo Squareとは、米国ルイジアナ州ニューオーリンズ市内にある広場の名称で、ジャズ発祥の地とされているそうです。その由来はーー

広大な公園の一角に、コンゴ・スクエアと呼ばれる広場があり、1800年代初期、アフリカ系奴隷たちがここに集まって青空市場を開いたり、アフリカやカリブの打楽器を打ち鳴らしてダンスしたりしていました。

日曜日だけこの場所に限り、アフリカ系奴隷たちに解放されていたのです。

南北戦争を経て、コンゴ・スクエアでは、有色クレオール人(黒人とフランス人やスペイン人との混血)たちがここでブラスバンドのコンサートを開催するようになりました。

この音楽がジャズの原点とされ、コンゴ・スクエアはジャズの発祥の地とされています。

Link-USA HPより

表紙の絵からも、日曜日にこの広場に集まって音楽を楽しむ人たちの様子が生き生きと伝わってきますね。

Du Iz Tak?
Carson Ellis

タイトルの “Du Iz Tak?” は「昆虫語」です。誰も聞いたこと、読んだことのない不思議なオリジナル言語です。ひとつの花の芽を巡る昆虫たちの日常を、この昆虫語で綴ります。

この本は日本語でも出版されています。

『なずずこのっぺ?』
アーサー・ビナード訳/フレーベル館

全国学校図書館協議会選定図書

They All Saw a Cat
Brendan Wenzel

動物の見ている世界をイラストで伝える科学絵本です。
虫が猫を見たらどう見える?金魚から見ると?
印象的なイラストで体験できます。

この絵本は日本語でも出版されています。

『ねこってこんなふう?』
石津ちひろ訳/講談社

まとめ

2017年度のコールデコット賞金賞受賞作品1冊、銀賞受賞作品4冊をご紹介しました。そのうち2冊は日本語でも出版されています。
絵本選びの参考にしてくださいね。

Follow me!